灰色カビ病はどのような植物の病気なのか。イチゴ、花、パンジーなど大事な植物を灰色カビ病に感染させないためにはどのようにするのか。また薬や感染した場合はどのようにしたら良いかなど紹介します。
低温で湿度が多く日照時間が少ないと、トマト、イチゴ、キュウリ、シクラメンなどの植物の茎や葉や花に白い斑点ができ褐色に腐敗して、そこに灰色のカビが密生して茎や葉や花が枯れていきます。これを灰色カビ病といいます。梅雨期などは植物が灰色カビ病 になりやすいので注意が必要です。
ハウス栽培でのイチゴの灰色かび病は、ハウスの中が多湿になりやすいので換気して 風通しを良くしたり薬剤(ボトキラー水和剤を発病前と発病初期に)を撒布したりして予防します。病害虫の防除薬剤には、くん煙剤などを使用します。 万一発病した葉や実は切り取ってハウスから外に出しておきましょう。 露地栽培のイチゴは密植栽培を避けて下葉かきを十分行います。 熟成した実はいつまでもつけておかないで摘み取りましょう。
灰色カビ病は湿度が多いところに発生するので水のやり過ぎに注意し、花や植物は密生させないで風通しを良くして栽培します。灰色カビ病は枯れた葉や花にも病原菌が残っているので感染した部分は切り取ってしまいます。 予防としては咲き終わった花は切り取ったり害虫の駆除や殺菌剤を撒布したりします。
発生したらボトキラーR水和剤や殺菌剤のトップジンMを植物の葉、また葉の裏にもまんべんなく撒布します。殺菌剤はいろいろありますので園芸店や薬局で聞くと良いでしょう。同じ薬剤を何回も使うと耐性菌が出現するので注意しましょう。
灰色かび病は多くの花や野菜に発生して伝染します。 低温多湿になるとパンジーの花に斑点状のしみができ、しだいに広がって大きくなっていきます。やがて病斑部分に灰色のカビが密生してきます。 ビニールハウスや室内では湿度が高くなりやすいので発生する頻度がたかくなります。 こまめに室内の換気を行い、室内の湿度を下げ発病した葉や咲き終った花は切り取っておきましょう。
植物に同じ薬剤を撒布すると耐性菌といって薬が効かなくなる菌が 発生する確率が高くなります。 そのためには異なる別の薬剤を適切に使用していくことが大切です、
雨が多い時期20℃くらいの多湿な時期、トマトの果実、花弁、葉などに灰色カビ病が発生します。とくに下のほうで実った果実で発生することが多いです。 灰色かび病にかかった茎葉と果は切り取ってしまいます。そして薬剤散布をします。
バラの灰色かび病は花に発生しやすく、最初は花に淡褐色の小さな斑点ができて、そこから全体に広がっていきます。そして腐れた処にカビが密生して茎、枝と広がって いきます。放置しておくと木全体が枯れてしまいます。灰色カビ病は、死んだ植物細胞に感染して増えるので発病した花などは早め切り取っておきましょう。