狭心症 症状、原因、予防



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虚血性心疾患である狭心症と心筋梗塞は成人病のなかでも特に注意したい心臓病です。 ここ20年ほどの間に虚血性心疾患の死亡率が4倍にも激増しています。 狭心症は突然、胸の痛みや圧迫感などの症状を起こす心臓の病気で、 症状は、みぞおちや前胸部が広範囲にわたってばくぜんと締めつけられるような痛みや圧迫感があり「ここが痛い」と特定できません。人によって違い上腹部や背中の痛み、胸が焼けつくような感じなどもあります。動脈硬化により冠動脈に狭窄があると、心筋に十分な血流や酸素を送り出すことができなくなります。 狭窄の程度が強いと少し動いただけで、また狭窄の程度が軽いと激しい運動をした時に、心筋への酸素の供給が足りなくなります。つまり、心筋の仕事量に見合っただけの酸素供給が足りなくなった時に症状が現れます。 狭心症の発作は大体15分位でなくなりますが、治療しないでそのままにしていると心筋梗塞や心室細動などを引き起こし、重大な心臓病へと移行して行きます。 狭心症は睡眠中や安静時に起こる安静狭心症、血管の強い狭窄によって起こる器質型狭心症、夜間や明け方に起こる異型狭心症、発作の起こり方が一定している安定型狭心症、労働やストレスに関係なく起こる不安定狭心症、動脈硬化症により冠動脈の内腔狭窄をきたして血液の流れが悪くなって起こる労作性狭心症など発作の起こり方や原因などにより分類されています。 筋肉痛や神経痛などで心臓のあたりが痛いとか心臓あたりがチクチク痛いという人がいますが、これらの痛みは狭心症の痛みに似ていますがほとんどが心臓の痛みではありません。

狭心症の発作を防ぐには

狭心症と心筋梗塞は全く別の病気ではなく、いずれも心臓の筋肉に栄養を送っている冠状動脈が動脈硬化を起こした結果、そこを流れている血液が不足するために起きる心臓の病気です。したがって動脈硬化になりやすい人ほど、狭心症の発作が起こりやすいのです。ある日突然に前胸部に起こる発作を予防するために、次のような人は注意をする必要があります。 コレステロールや中性脂肪の高い人、血圧の高い人、痛風のある人、糖尿病の人、肥満の人、脂っこいものが好きな人、たばこを吸いすぎる人、運動不足の人など。これらの症状がある人は病院で検査を受けることが大事です。また食べ物などにも気をつけて、脂っこい食事などは摂らないようにしましょう。 狭心症の治療は血液をさらさらに流れをよくする薬を服用する薬物療法や狭くなった血管の先に他の部位の血管をつなげる冠動脈バイパス手術、その他、経皮的冠動脈形成術などがあります。